【家のリフォーム・リノベーション】手付金が払えないときの対処法3選

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  • リフォーム工事の手付金を請求がきたけど、いつまでに用意すればいいの?
  • 工事の手付金はリフォームローンで支払える?
  • 建て替え工事の手付金をすぐに用意できないけど、どうしたらいいかわからない…

大掛かりなリフォームやリノベーション、建て替え工事となると費用も大きくなりがち。

「リフォームローンや住宅ローンを利用するから大丈夫!」と思っていても、

工事の契約をする前に手付金の請求の連絡がきて、

「契約時にもお金が必要なの?手元のお金で払えない…」なんてことはありませんか?

この記事を読むと、持ち家のリフォーム(リノベーション)・建て替えをおこなう際の
手付金の必要性や、払えない場合の対処法がわかります。

結論から述べると、手付金は一般的に工事請負契約時に支払いを行うものであり、

リフォームローンや住宅ローンに組み込むことはできません

手付金の請求がきた当時、手付金に対する知識が全くなく慌てましたが、
わが家も無事にリフォーム工事の手付金を支払うことができました。

手付金を払う必要性や払えないときの対応について知りたい方は、ぜひ最後までお読みください!

目次

リフォーム・リノベーションにかかる手付金

手付金(てつけきん)は、リフォーム・リノベーション代金の一部。

そのため、購入者側は代金を一括で支払う場合をのぞき、手付金を支払う必要があります

一般的に手付金の支払い時期は、工事の契約時であることが多く、

購入者がリフォーム業者に対して、リフォーム工事を依頼する意思を示すものです。

着工後、購入者都合の工事キャンセルなどによる、リフォーム業者の損失を防ぐ目的もあります。

手付金が支払えない時の対処法3つ

リフォームローンや住宅ローンは手付金の支払いにあてることはできません。

そのため手付金は、リフォームローンや住宅ローン以外の方法で用意する必要があります。

今すぐに支払える現金がない場合や、手元に現金を残しておきたい場合の対処法を以下で紹介いたします。

手付金の減額交渉をする

手付金が支払えない場合には、リフォームの担当者に減額の交渉をしてみましょう。

リフォーム業者にもよりますが、手付金の減額に応じてくれることもあります

わが家が依頼した工務店さんからは、
「支払い額や期間もご相談ください」と連絡いただきました!

「そのリフォーム会社に施工を依頼することが確実か」なども関係しますが、

手付金の割合や支払いの期限など、リフォーム会社によって融通が効く場合も。

手付金の支払いができないときでも、まずは一度相談してみるとよいでしょう。

両親や親戚に借りる

両親や親戚に借りられる場合、一時的に借りることも選択のひとつ。

借りる場合は、親子や家族間であっても『借用書』を作成しておくと安心です。

『借用書』は、借りていることを証明するもので、

税務署に「贈与である」と認識され課税されないために必要です。

贈与を受ける場合は、110万円を超えると贈与税がかかるため覚えておきましょう。

つなぎ融資を利用する

「手付金はリフォームローンでは支払えない」と上述しましたが、

つなぎ融資(カードローン)は手付金の支払いに利用できます。

つなぎ融資は、手付金や着工金などへの支払いのほか、

リフォームローンの融資が間に合わない場合などにも利用できる自由度の高い融資。

しかし、つなぎ融資では利息の支払いが発生することから、可能であれば

  • 両親や親戚から一時的に借りる
  • リフォーム業者に減額交渉や支払い期間の相談をする

上記2つの方法を優先的に資金繰りするのがおすすめ。

また、つなぎ融資の利息は住宅ローンと比べると高く設定されているため、

利用の際には各社の利息や事務手数料などをよく比較してから検討しましょう。

手付金に関する注意点

手付金を支払うタイミング

手付金の支払いは、工事請負契約当日が一般的

契約当日や直前であれば問題ありませんが、契約よりあまり早い段階での支払いはおすすめしません

理由は、契約・支払い後に業者が倒産した場合、手付金が戻ってこないリスクが考えられるからです。

また、工事の内容や規模・依頼するリフォーム業者によっても

手付金の支払いタイミングに少々融通が効く場合や、そもそも手付金がいらない場合などもあるため、

見積もりや支払いのタイミングや方法などを事前に確認しておくと安心です。

着工後に購入者都合のキャンセルをする場合など、特定の条件で手付金が没収されることも。
契約の際は契約書や条件をよく確認しましょう。

 手付金がいらない場合の例

リフォームの規模などにより手付金自体が必要ない場合もあります。

  • 全体の1/2の額を着工時と着工後にそれぞれ支払う場合
  • リフォームの規模が小さく、一括で支払う場合 など

手付金はフルローンでは払えない

リフォーム・住宅ローンなどフルローンの融資実行までは以下の通りです。

リフォーム・住宅ローンの融資実行までの流れ

  1. 申込み・仮審査
  2. 工事請負契約締結(手付金支払い
  3. 正式審査の申込み(工事請負契約や見積書等を金融機関に提出
  4. 正式審査
  5. ローン契約
  6. 融資実行

*❶❷順不同ですが審査に時間がかかる場合もあります。
 リフォームの見積もりができ次第、期間に余裕を持って申込みしましょう。

順序として、手付金の支払い・工事請負契約が締結した後に、

工事請負契約の書類を金融機関に提出し、融資実行に向けての審査をするという流れです。

そのため、リフォーム・住宅ローンを、工事の契約時に支払う手付金に充てることはできないのです。

  手付金の他に、フルローンに組み込むことができない費用
  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • 引越しや家具の購入費 など

リフォームやリノベーションにかかる費用の全体を把握して、資金計画を立てることが大切です。

手付金は工事代金の一部!フルローン以外の方法で準備を

手付金とはリフォームなど工事代金の一部であり、工事契約時に支払いが必要。

フルローンに組み込むことはできません。

リフォームなどをおこなう際の手付金が支払えない場合の対応策として

  • 手付金の減額交渉をする
  • 両親や親戚に借りる
  • つなぎ融資を利用する

などの方法があります。

可能であれば、手付金の減額交渉や両親から一時的に借りいれることを優先しましょう。

どうしてもつなぎ融資を利用しなければいけない場合は、利息分の支払いも考慮が必要です。

手元に支払える資金がなくお金を借り入れた場合でも、
国や地域の補助金や助成金もうまく活用し、無理なく返済しましょう。

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