【後悔しない!】キッチンリフォームでタイルを採用するときのポイント5選

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  • キッチンの壁にタイルを使いたいけど、失敗したくない!
  • キッチンタイルのメリット・デメリットを知りたい
  • 信頼できるリフォーム業者はどうやって探せばいいの?

長年にわたり、キッチンの壁に使われている壁材『タイル』。

しかし、タイルのことをなにも知らずに導入してしまうと、

汚れが目立つようになったり、後々のメンテナンスコストがかかってしまったり…なんてことも。

タイル壁のキッチン(築年数は約50年)を10年間使用した経験から、
自身の失敗や体験から記事を書いています。

自身の経験からタイル壁のキッチンで1番の悩みだったのは目地汚れでした。

この記事では、実際にリフォーム業者の担当の方が教えてくれた、目地汚れの対策方法も紹介しています。

キッチンリフォームや新築で、タイル壁のキッチンを計画している方のお役に立てれば幸いです。

この記事を読むと「キッチンにタイルを採用するときに、後悔しないためのポイント」が分かります。

もともと、わが家のキッチンの壁はタイルでした。

しかし、タイルの汚れが取れなかったり、衝撃で割れてしまったり…

これからせっかくつくるキッチンががっかりな事態にならないように

キッチンの壁にタイルを採用する前に知っておきたいことをまとめましたので、

ぜひ最後までお読みください!

目次

キッチンタイルの特徴

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長年にわたり、キッチンの壁材として使われている『タイル』。

魅力たっぷりのタイルですが、キッチンに採用するにあたって、

知っておきたいタイルのメリット・デメリットをまとめました。

キッチンタイルのメリット

  • 耐久性に優れていて傷がつきにくい
  • 耐火性や耐水性も高く、キッチン周りに最適
  • バリエーション豊富でデザインの自由度が高い
  • タイル面は汚れに強くお手入れも簡単

タイルは耐久性・耐火性・耐水性に優れていて、キッチン周りにも最適な機能性を持っています。

サイズや色・形状もバリエーション豊富で、デザインの自由度が高いのが特徴。

モザイクタイルを使うと簡単におしゃれなキッチンを演出することができます。

キッチンタイルのデメリット

  • 目地の掃除に手間がかかる
  • 施工費が高くなる
  • 衝撃に弱い

タイル面は汚れに強い一方、タイルの間の目地は汚れやすいです。

キッチンパネルと比べると、施工にも時間がかかることなどから、費用も高くなる傾向にあります。

また、衝撃に弱く割れてしまうことも…。

震災など予期せぬ影響でヒビが入ってしまう場合もありますが、

放置すると水が浸透してカビや腐食の原因となるため早めの対処が必要です。

わが家のタイル壁も、1995年の阪神淡路大震災時の揺れで
ヒビが入ってしまいました。

キッチンリフォームでタイルを採用するときに知っておきたいポイント5選

せっかくおしゃれなキッチンにしたのに「こんなはずじゃなかった…!」なんて後悔しないためにも、

キッチンの壁材にタイルを使用する前に知っておきたいこと5つをご紹介いたします。

目地汚れへの対応が必要

長年使ってきたタイルキッチンの1番の悩みは目地の汚れ

白い目地についた油汚れは、染みついてしまっていくら掃除しても黄ばんだままでした。

そんな残念な事態にならないためにも、目地の汚れ対策が必要です。

定期的な掃除が必須

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タイルの目地に油汚れが染みついてしまうと、掃除をしてもなかなか汚れが取れません。

美しいキッチンを保つためには、汚れに気づいた段階でこまめに掃除をすることが大切です。

タイルの目地をキレイに保つ方法

普段の掃除は食器用の中性洗剤、

ガンコな汚れには塩素系漂白剤スプレーや重曹ペースト(重曹:水を2:1)が有効。

掃除の最後にはしっかりと水拭きをして洗剤類が残らないようにしましょう。

汚れを目立ちにくくするには補修ペンも便利です。

カラー目地の選択肢

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おしゃれなタイルキッチンと、汚れの目立ちにくさを両立してくれるのがカラー目地。

「そんなにこまめにお掃除できない…。でも、おしゃれなタイルのキッチンがいい!」

という方にもおすすめの方法です。

タイルに限らず、目地のカラーもバリエーション豊富に用意されています。

ホワイトカラーだと、油汚れなどの黄色や茶色の汚れがどうしても目立ってしまいますが、

グレーや茶色系などの濃い色を設定すれば、油で汚れがちなコンロ周りでも汚れが目立ちにくいです。

目地のカラーで印象も変わるので、タイルの色との相性や全体の出来上がりもイメージしておくとよいでしょう。

使用前に目地のコーティングをする

キレイなタイルキッチンを長持ちさせるためには、タイルの目地用の『コーティング剤』を塗布が有効です。

タイルのキッチンを採用したら、キッチンの使用前にコーティング作業をしておきましょう

コーティング剤をあらかじめ目地に塗っておくことで、油汚れだけでなくカビなども防いでくれます。

目地を極力少なくする『突きつめ』

タイルとタイルの間隔を限界までなくし、目地が見えないくらいの施工をする『突きつめ』とよばれる工法。

突きつけで施工してしまえば、目地の面積も減るため、汚れは目立ちにくくなります。

しかし、目地幅が狭すぎると、地震などによる建物の動きや下地の膨張などを緩衝できずに

タイルにヒビが入ったり、剥がれたりしやすくなります。

施工後になにかあったときのリスクを考えると、目地はある程度あったほうが安心できます。

タイルは機能性も考慮して選ぶ

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ざらざら感のあるマットなものも大人っぽい印象で素敵ですが、

清掃面から考えると、油が飛びやすい場所で使うタイルはフラットなつるつる素材がおすすめ。

さらに釉薬でコーティングしてあるものは、汚れが落ちやすく清掃性が高くなります。

コストを抑えたいならシートタイプ

とにかく「安く抑えたい!」という方には、DIYできるタイルシールをご紹介します。

職人さんが1枚1枚丁寧に貼って仕上げるタイルは、施工の手間分コストも高くなりがち。

そこで、「デザインも重視したい!」「でも、コストを抑えたい。」という場合は、

業者依頼せずに、タイルシールを利用することで低コストで簡単にDIYできます。

しかしタイルシールは、

  • コンロ周りでは使用できない(耐火性は本物のタイルに劣る)
  • 剥がれる可能性がある
  • 下地の材質によっては施工できない

などの注意点も。

下地の材質や施工の範囲をしっかり確認してから、購入・施工するようにしましょう。

デザインで迷ったら実物や実例を見て決めよう

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タイルは色や形、大きさや組み合わせなど、デザインがとても豊富です。

タイルのカタログなどを見ていると、「種類が多すぎて決められない…」なんてことも

そんなときは実際のキッチンの施工例や展示場を見に行き、実例をもとに決めるのがおすすめです。

いろんな実例を参考に、自分だけの素敵なタイルキッチンを目指しましょう♩

キッチンリフォームは業者選びも大切

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  • 施工が甘くてタイルが剥がれてしまった
  • タイルが割れてしまった
  • 修繕費が高い…!

なんてことになってしまうと、せっかくキッチンにタイルを採用したのに後悔することになりかねません。

リフォームや新築でキッチンなどにタイルを採用するときは、

リフォームはメンテナンスまでお願いできる優良な業者にお願いしましょう。

小さなヒビ程度ならホームセンターで売られているパテやコーキングなどで補修できる場合もありますが、

自分で対応できない不具合があった場合でも、アフターフォローをしてくれるリフォーム業者であれば安心です。

リフォーム業者選びのポイント

キッチンタイルの施工に限らず、失敗や料金の過払いなどのトラブルのない納得できるリフォームにしたいですよね。

そのためには、優良なリフォーム業者に施工を依頼することがカギです。

リフォーム業者を選ぶ際にチェックするポイントを以下にまとめました。

要望を整理して明確にしておく

自分の目指すリフォームと事業者の事業内容がマッチしていることが第一です。

リフォーム業者によって得意なリフォーム分野もあるため、どのようなリフォームに特化しているかを確認しましょう。

その上で、自分の目指すリフォーム内容に関して専門性が高い業者に依頼します。

要望を整理しておくことで、リフォーム業者側は見積もりが出しやすく、

依頼者側との施工イメージの齟齬が生じにくくなります。

2社以上から相見積もりをとる

2〜3社から見積もりをとることで、おおよその工事の価格帯を把握・比較できます。

見積もりをとる数が多すぎると、比較が難しくなってしまうため

手当たり次第に探すのではなく、3社ほどにしておくのがおすすめです。

工事内容や内訳などの説明がわかりやすいか

工事内容などわかりやすく説明してもらえるかもポイントのひとつです。

工事の内容や内訳の中には、素人にはわかりにくい専門用語などがあることも多いです。

疑問や不安な点があれば、都度説明を求めて、依頼者が理解できるように努めてくれるかどうかも見ておきましょう。

担当者の対応は丁寧か

担当者の対応も、リフォーム業者を選ぶ判断材料になります。

疑問や不安な点などをの説明を求めたときに、快く回答をもらえると信頼できますよね。

こちらのニーズに沿った提案をしてくれる担当者だと満足いくリフォームになりやすいです。

実績やアフターフォローがあるか

リフォーム業者の実績も忘れず確認しておきましょう。

さらにアフターフォローもしてもらえる業者のほうが、施工後のメンテナンスも相談しやすいため安心です。

  • リフォーム協会などの団体に加盟している
  • リフォーム瑕疵(かし)保険に加入している

なども品質の高い施工をしてくれる業者である判断材料になります。

いくら丈夫なタイルキッチンと言っても、年数が経てば目地部分から劣化してきます。

施工だけでなく、施工後の相談もできる業者を選びましょう。

キッチンの壁にタイルにしてから後悔しないために

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キッチンの壁にタイルを採用する前に知っておきたいポイント

  • 目地汚れの対応が必要
  • タイルは機能性も考慮して選ぶ
  • コストを抑えたいならシートタイプ
  • デザインで迷ったら実物や実例をみて決めよう
  • キッチンリフォームは業者選びも大切

以上5つを紹介しました。

タイルのメリット・デメリットどちらも理解した上で、
信頼できるリフォーム業者にお願いしましょう。

また、信頼できるリフォーム業者の選び方として

  • 要望を整理して明確にしておく
  • 2社以上から相見積もりをとる
  • 工事内容や内訳などの説明がわかりやすいか
  • 担当者の対応は丁寧か
  • 実績やアフターフォローがあるか

などをチェックしておくとよいです。

デザイン豊富でおしゃれなタイルキッチン。

タイルキッチンの価格や、掃除などのメンテナンスのことも考慮したうえで、

後悔のない素敵なキッチンにしてくださいね。

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