- 暖房をつけてもなかなか暖かくならない
- 底冷えしてとにかく寒い…
- 家の中が寒すぎて動けない・肩がこる
- 古い家でもお金をかけずに暖かくすごせる方法は?
築年数が長い家ほど、すきま風が入ったり、断熱材が入っていなかったり。
ただ、リフォームするとなると大がかりになり費用もかかってしまいます。
そこで今回は、できるだけお金をかけずに自分でできる戸建て住宅の寒さ対策する方法をまとめました。
私自身、築年数約50年の戸建てに住んでいた経験があり、石油ストーブで毎年冬を越していました。
でも石油ストーブは、小さなお子さんがいるご家庭だと危険ですし、灯油を補充するのも大変…。
この記事を読めば「古い家でも自分でできる戸建ての寒さ対策」が分かります。
私の経験をもとに、本当に効果を感じられた寒さ対策の方法のみ紹介しています。
お金をかけずに家の寒さ対策をしたい方向けに、
- コスパよく
- 誰でも簡単に
- すぐにできる
以上3つの条件に当てはまる方法をメインに解説していますので、
家が寒くてお困りの方は、ぜひ最後までお読みください!
家の中が寒い…簡単にできる戸建て住宅の寒さ対策5選
カーペットを敷く
1日のうちで過ごす時間が長いリビングなどにはカーペットやラグを敷くのがおすすめ。
床からの冷えを緩和してくれます。
カーテンを厚手のものに替える
寒さが入ってくる窓に厚手のカーテンをかけることで、暖房効率をあげてくれます。
- 厚みのあるカーテンにする
- 断熱性能のあるものを選ぶ
- 長めのもの(床ギリギリの丈)のものを購入する
- レースカーテンも利用して空気の層を作る
わが家ではもともと、エアコンやストーブなどの暖房器具に頼りきりの寒さ対策をしていました。
いくら暖房器具を使っても局所的にしか暖まらず、冬場の電気代・ガス代がものすごいことに。
そこでカーテンを厚手で長めの丈のものに変更したところ、
部屋の寒さを緩和することに成功しました。
窓にクッション材を貼る
カーテンと合わせて、窓にクッション材を貼る方法も効果がありました。
冷気が入ってきやすい窓部分にクッション材を貼ることで、空気の層を作り部屋を保温できます。
わが家では冬場の悩みだった窓の結露も見事解消!
手頃な価格で、貼るのが簡単な窓専用クッション材も販売されているので、
ひとりでも簡単に家の寒さ対策することができます。
ルームシューズを履く
足元を冷やさないことも、寒さ対策のひとつです。
低コストですぐに実践できるところも嬉しいポイント。
ふわもこタイプの暖かいものや、かかとまで隠れるタイプのものもありますよ。
暖房器具の設置場所を見直す
冷気が入ってくる場所を意識して、暖房器具を設置するのも効果的です。
- 玄関にストーブを設置する
- 玄関にカーテンを取りつける
- オイルヒーターを窓ぎわに設置する
など、冷たい空気が入ってくる場所に設置することで暖かい空気が逃げるのを防ぎます。
暖かい空気は上の方に溜まりやすいため、サーキュレーターを併用して部屋内の空気を循環させるのもgood◎
戸建て住宅で寒さを防ぐポイント
冷たい空気が入ってくる窓や玄関を重点的に対策する
住宅の中で熱の出入りがもっとも多い部分は開口部。
家の中を暖房器具で暖かくしても、その熱の約6割が窓などの開口部から逃げてしまうと言われています。*
窓や玄関から熱が逃げやすい窓や玄関の断熱性能を高めることが、寒さを防ぐ上で重要なポイントになります。
部屋だけでなく、からだも暖める
寒くてからだ自体が冷えてしまうと、動きたくなくなったり、肩こりの原因になったりすることも。
足元を暖めるためにカーペットを敷く、スリッパを履く以外にも、
- 温かい飲み物を飲む
- 肩・首まわり・足首を暖める
- 服の重ね着で調整する
などのからだ自体を暖める工夫も、冷えに負けず快適に過ごすためのポイントのひとつです。
お金をかけられるならリフォームしてしまうのも手!
予算を組めるのであれば、リフォームを検討してみるのもいいでしょう。
- 二重窓や樹脂製サッシの窓にする
- 家の床や壁に断熱材を追加する
- 床暖房を後づけする
- 玄関の扉を断熱性の高いものに替える
など、寒さ対策をリフォーム業者に任せてしまうのもひとつの方法。
一度リフォームして家自体の断熱性能を高くしてしまえば、暖房だけでなく冷房の効率もUP。
長期的に見て、光熱費を削減への効果も期待できます。
住宅の省エネ改修などに対して、国や市町村から補助金や助成金が出る場合もあるので、*
リフォームをする際は、国や市町村などの支援もチェックして賢く寒さ対策をしましょう。
*『住宅省エネ2024キャンペーン』 国土交通省
(2024年3月以降の受付開始を予定)
戸建て住宅でも簡単にできる寒さ対策まとめ
この記事では、コスパよく、誰でも簡単に、すぐにできる戸建ての寒さ対策として、
- カーペットを敷く
- カーテンを厚手のものに替える
- 窓にクッション材を貼る
- ルームシューズを履く
- 暖房器具の設置場所を見直す
など5つの方法を紹介してきました。
築年数約50年の家でも効果を感じられた方法です。
ポイントとしては、
- 冷たい空気が入ってくる窓や玄関を重点的に対策する
- 部屋だけでなく、からだも暖める
- お金をかけられるならリフォームの検討も
などが挙げられます。
家が冷える原因となる場所を把握して、賢く効率的に寒さ対策しましょう!